予約に関して

当院は待ち時間軽減のため、「予約優先制」の診療となります。予約専用ダイヤルもしくはインターネットでの予約をおすすめしております。

○紹介状をお持ちの方
初診時から特殊検査を行う可能性があるため、予約専用ダイヤルではなく「直通電話」での予約をお願いいたします。

○初めてコンタクトレンズを使用する方へ
初めてのコンタクトレンズの処方は当面の間行っておりません。
他の眼科様への受診をお願い致します。

○コンタクトレンズ経験がある方、眼鏡合わせをご希望の方
いずれも完全予約制で行わせていただいております。
予約専用ダイヤルではなく「直通電話」での予約をお願いいたします。

※その他、他院で白内障や涙道閉塞などの診断を受けている方で、当院での手術をご希望の方は、術前検査が必要となりますので、お電話でのご予約をお願いします。

眼底検査に関して

視力低下や飛蚊症がある場合は、「眼底検査」といって瞳孔を広げる薬を点眼する検査が必要です。眼底検査後は数時間見えづらくなるので、運転での来院はお控えいただくか、見え方が改善してから運転をお願いいたします。
(疾患によっては瞳孔を広げずに検査が可能な眼底カメラを導入しております。ご相談ください。)

※この検査では網膜の全範囲を検査できるわけではないことをご了承ください。
※白内障の検査に関しては眼底検査をしないと診断がつきませんので上記の機器の検査の適応にはなりません。

白内障

  • かすんで見える
  • 光がまぶしく感じる
  • 色の違いがわかりにくい

白内障は水晶体が混濁する病気です。
大半は加齢が原因で、60歳代では6割、70歳では8割、80歳代ではほとんどの方が白内障を有しているといわれております。その他にも糖尿病がある方、アトピー性皮膚炎がある方、他の疾患でステロイド薬を内服されている方は年齢に関わらず若年でも発症することがあります。

白内障は現在のところは、手術以外に治療の方法がありません。
「手術」と聞くと「入院」というイメージがある方が多いと思いますが、眼科手術は非常に小さい切開で可能ですので、重症の方以外は入院は不要です。

通常の症例では手術時間は10分程度で終了し、院内の滞在時間も2時間程です。

当院では先進機器を用いて、安全性が高く適切な治療を患者様にご提供します。また、白内障手術では眼にレンズを挿入しますが、当院では患者様のライフスタイルに合わせて、さまざまな種類の「眼内レンズ」の中から適したレンズをご提案させていただきます。

緑内障

  • 視野が狭くなった
  • 視力が低下してきた
  • 検診で緑内障疑いといわれた

緑内障とは、視野が徐々に欠けてくる病気で、欠けてしまった視野は元に戻せません。40歳以上の5%(20人に一人)がかかるとされることから、決して珍しい病気では有りません。さらに加齢とともに有病率は上昇していきます。適切な治療が行われないと失明に至るため、日本人の失明に至る疾患の第1位です。

さらに、日本人の場合は「正常眼圧緑内障」といって、眼圧が高くなくても緑内障となる方が大半です。
治療は眼圧を下げることが必要ですが、点眼薬だけではなく当院では先進設備による低侵襲緑内障手術をおこなっています。詳しくは緑内障手術のページをご覧ください。

涙目

  • 泣いていないのに
    涙があふれてくる
  • 目やにが多く出る

涙目となる疾患はいくつもありますが、その中で点眼では治療のできない「涙道閉塞」に対する治療に力を入れております。
涙道とは、涙点→涙小管→涙嚢→鼻涙管→鼻腔へと流れる涙の通り道です。蒸発する涙はわずか1割で大半は涙道に流れていきます。この涙道が狭窄や閉塞を起こすと涙が眼から溢れてしまいます。
この涙道閉塞の診断治療には、直径0.9mmという細さの涙道内視鏡で涙道を直接確認することで、安全な治療をめざします。

網膜疾患

  • 視野の中心が暗い、
    欠けて見える
  • ものが歪んで見える

糖尿病網膜症や加齢黄斑変性などの疾患は、網膜の血管異常で生じる病気です。
現在では造影剤を使わなくても毛細血管の状態を評価する機器での診断が可能です。早期のレーザー治療や、眼へ注射をすることで進行を抑制するだけでなく、視力を改善させる場合もあるので、患者様に適した治療を提供いたします。

重症例では手術が必要となってしまうため、いずれの疾患も定期的な検査・治療が必要となります。

近視抑制治療

  • 低濃度アトロピン(マイオピン)
    点眼治療
  • クロセチンを含むサプリメント

近年、近視がある子どもの割合が増えております。学年が上がるごとに近視の度数が強くなり、近視が強くなると将来的に緑内障や黄斑変性のリスクが高くなります。 裸眼視力1.0未満の子供の割合が小学生では36.88%、中学生では61.23%、高校生では71.56%との報告があります。
遺伝的要素や、パソコンやスマートフォンの使用などの生活環境の変化で眼球の大きさである「眼軸長」が長くなることが原因とされております。
現在では眼軸長の伸展を遅らせ近視を抑制する点眼治療(低濃度アトロピン、マイオピン)が世界的に最も広く行われており、当院でも導入しております。
また、クロセチンという物質が眼軸長の伸展を遅らせるともいわれており、それを含むサプリメントを当院では販売しております。


詳細は以下のサイトをご参照ください。
親子で学ぶ近視サイト「近視の抑制・治療」

一般眼科診療

  • アレルギー性結膜炎
  • ドライアイ
  • ものもらい(麦粒腫・霰粒腫)
  • 眼瞼けいれん など

アレルギー性結膜炎やドライアイなどの点眼治療や、ものもらいの切開、眼瞼痙攣に対するボトックス注射など、あらゆる疾患の治療を行っております。
ご心配なことがありましたらいつでもご来院ください。